【WordPress】URL変更で旧URLから新URLへ自動転送(リダイレクト)する方法を解説

WordPressプラグイン

Webサイトやブログを運用していると、

  • ドメイン変更
  • Webサイトの引っ越し
  • システムの乗り換え
  • 記事URLの変更、若しくはカテゴリを入れ替えた際にURLが変わってしまう

というようなケースが発生する事がありますが、旧URLから新しいURLに変更する時は、「リダイレクト」を行うと旧URLにアクセスされても新しいURLに強制的にジャンプさせる事ができます。

リダイレクトとは?

リダイレクトとは、ウェブページのURLが変更された際に、旧URLにアクセスすると自動的に新しいURLにジャンプさせる機能の事を言います。

例えば、記事URLを以下のように変更した場合、

  • 旧URL:https://create-express.net/keyword_research/
  • 新URL:https://create-express.net/how-to-use-google-keyword-planner/

記事の内容は同じなのですが、記事内容を大幅にリライト(加筆修正)したのでURLを変更したのですが、URLを変更してそのまま放置してしまうと、旧URLにアクセスしたら404エラー(ページが存在しない)が表示されるだけとなってしまいます。

ページの内容が同じなので、できれば強制的にジャンプさせたいところです。

このような時にリダイレクトを行うと、旧URLから新URLに強制的にジャンプさせることができるようになります。

検索エンジンに「URLが変更になった」という事を報告する機能も兼ねている

リダイレクトは、検索エンジンに対して「URLが変更になった」という事を知らせる機能も兼ねていますので、URLが変更になったら必ず設定されることをお勧めします。

 

リダイレクトの種類と違い

リダイレクトにはリダイレクトの目的に応じて下記4種類あります。

301新しいURLへ恒久的に変更されたことを表します
302一時的に別のURLへ遷移させたい時に使用する。
303新しいURLにGETメソッドでアクセスすることが決められたリダイレクト。フォームからPOSTした後にリダイレクトしてTOPページへ戻す、というような遷移で使います。
HTTP/1.1から導入された。
307一時的に別のURLへ遷移させたい時に使用する。302と似ていますが、リダイレクト前と同一メソッドでリダイレクト先へもアクセスを行うところが異なります。

よく使われているリダイレクトは、301か302のいずれかの方法となります。それ以外の方法を使う事は殆どありませんので、301か302のいずれかを使用します。

サイトを引っ越した場合は301を使う

ウェブサイトを引っ越すような場合、URLを恒久的に変更する事が殆どですから、そのような場合は301リダイレクトを使用します。

一時的に別のURLへ移転する場合は、302リダイレクトを使います。

301リダイレクトを設定すると、ウェブサイトの引っ越し等でURLが変更になった場合でも、古いURLの評価を引き継ぐことができるというメリットがありますので、URLが変わるような場合は設定する事をおススメします。

 

一般的な301リダイレクトの方法

301リダイレクトを簡単に設定する方法は、サーバーのディレクトリに「.htaccess」ファイルを設置して、「.htaccess」ファイルにリダイレクトルールを記述し、旧URLから新URLにリダイレクトさせる。という方法です。

「.htaccess」ファイルはサーバーにログインして編集するか、FTPソフトを使いってファイルをアップロードする必要があります。

FTPソフトをお持ちでない方は「【FTP】無料で使えるFTPソフト、Filezillaを使ってサーバーにファイルをアップロードする方法を解説」で使い方を解説していますので、参考にして下さい。

例えば、“www.hogehoge.com”というURLから”create-express.net”というURLにサイトを引っ越すような場合、「.htaccess」ファイルに下記のようなリダイレクトルールを記述する事により、”www.hogehoge.com”にアクセスがあった全てを”create-express.net”に転送させる事が出来ます。


ただ、この方法はドメイン以降のURLは全てトップドメインにリダイレクトされるというデメリットがあります。

もっと細かなリダイレクトルールを設定したい場合、「.htaccess」ファイルで設定しようとするとかなり複雑になってしまいます。

そこで、簡単に細かい設定をするために、WordPressプラグインを使ってリダイレクトを設定する事をおススメします。

 

簡単にリダイレクトの設定ができるプラグイン「Redirection」

「Redirection」は、301リダイレクトを管理できるプラグインです。このプラグインはカテゴリや個別記事等といった任意のURLに対し、アクセスを自動的に転送したいような場合に使えます。

プラグインの機能

  • リダイレクトされたアクセス数をカウントしてくれる
  • 301リダイレクトのルールに正規表現が使える
  • Pass-throughリダイレクトが使える
  • 404エラーになったURLがログに残る
  • 記事のURLを変更しても、新しいURLへの転送処理をプラグイン側で自動的に行ってくれる

このプラグインは「正規表現」が使えるため、特定の文字列の完全一致させるためのルールを1つ1つ書かかなくても、パターンを指定する事により、一括でリダイレクトを掛けることができるようになります。

「Redirection」のインストール

まずは「Redirection」をインストールします。

ダッシュボード>プラグイン>新規追加 を選択します。

プラグイン検索窓に「Redirection」と入力するとプラグインが表示されますので、「今すぐインストール」をクリックします。インストール終了後「有効化」をクリックして、プラグインを有効化します。

左側メニューの「ツール」を確認すると、「Redirection」という項目が追加されたことが確認できます。

「Redirection」の初期設定

ダッシュボード>ツール>Redirection を選択すると、初期設定画面が表示されますので、「Start Setup」をクリックします。

Basic Setup

次に、基本設定を行います。以下のように2箇所にチェックを入れておけば良いかと思います。

各項目の解説

  1. monitor permalink changes in WordPress Post and pages.:WordPressの投稿とページのパーマリンクの変更を監視します。
  2. keep a log of all redirects and 404 errors.:すべてのリダイレクトと404エラーのログを保存します。
  3. Store IP infomation for redirects and 404 errors.:リダイレクトおよび404エラー用のIP情報を保管します。
  4. Continue Setup:設定を保存後、クリックして下さい。

前述の設定を行うと以下の画面が表示されますので、「Finish Setup」をクリックします。

「Finished!」をクリックしたら、「Redirection」のセットアップは完了です。

 

「Redirection」の使い方

それでは、「Redirection」の使い方について解説します。

新しいリダイレクトの追加

Redirectionの設定画面の下の方に「新しい転送ルールを追加」という項目がありますので、ここにリダイレクトルールを入力します。

新しいリダイレクトの追加

新しいリダイレクトを追加します。

  1. ソースURL:転送元となる旧URLを入力します。
  2. ターゲットURL:転送先となるURLを入力します。
  3. 転送ルールを追加:上記①、②を入力した後に「転送ルールを追加」ボタンをクリックするとリダイレクトルールが追加されます。
リダイレクトルールをグループ化する時は、「グループ」を選択します。

記載例は下記のとおりです。

  • 旧:https://create-express.net/keyword_research/
  • 新:https://create-express.net/how-to-use-google-keyword-planner/

旧URLと転送先となる新URLを入力して「転送ルールを追加」をクリックします。

これでリダイレクトが追加されました。

リダイレクトルールの詳細設定解説

301リダイレクトであれば、細かい設定をしなくても前述の方法で301リダイレクトを設定できるのですが、リダイレクトルールを細かく設定したいという方は、詳細設定が可能です。

「転送ルールを追加」というボタンの横にある歯車のマークをクリックして下さい。

詳細設定項目の解説

  1. ソースURL:転送元となるURLを入力します。
  2. タイトル:管理しやすい名前を入力します(未入力でも問題ありません。)
  3. 一致条件:基本的には「URLのみ」しか使わないと思います。ログインステータス、リファラー、UserAgent等の適合も見る場合には指定が必要です。
  4. マッチした時:転送するときの動作を設定します。
    • URLへ転送:指定したURLに転送します。
    • ランダムな記事へ転送:ランダムな記事に転送します。
    • 通過:ブラウザのアドレスバーに表示れるURLは旧URLのままですが、新しいURLの内容が表示されます。
    • エラー(404):404エラーにする。
    • Do nothing(ignore):なにもしない
  5. ターゲットURL:転送先URLを入力します(必ずフルパスで入力して下さい「http://~、https://~等」)。
  6. グループ:グループを作成していたら、ここで変更できます。
  7. 次の HTTP コードと共に:リダイレクトの種類を選択できます。基本的には「301」しか使わないと思いますが、他にも「302」、「307」、「308」のいずれかの方法を選択する事が出来ます。
    • 301 – 恒久的に移動
    • 302 – 発見
    • 303 – See Other
    • 304 – Not Modified
    • 307 – 一時リダイレクト
    • 308 – 恒久リダイレクト

 

まとめ

以上、WebサイトやブログのURLが変更になった際に、新しいURLに強制的にジャンプさせるWordPressプラグイン「Redirection」の使い方や設定方法について解説しました。

転送設定はあまりしたくないのですが、ウェブサイトの引っ越しや、システム変更によるURL表現変更などで転送を行わなければならない場面が出てくると思います。そのような場合は、慎重に設定して下さい。

というのも、リダイレクトの設定に失敗すると404エラーページが表示されてしまうばかりか、検索エンジンに「記事は削除された」と判断されてしまい、検索順位が下がりますので、きちんと設定されるようお気を付け下さい。

なお、このプラグインには404エラーの回数がカウントされるという便利な機能が付いていますので、設定にミスがないか、定期的に404エラーをチェックされると良いかと思います。

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