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内部リンク可視化プラグイン「Show Article Map」でSEO対策

内部リンク可視化プラグイン「Show Article Map」でSEO対策 WordPress
  • 内部リンクを貼るとSEOに良いみたいだけど、記事が多くてどこから修正すれば良いのか分からない…。
  • 自分のサイトのリンク構造が一目で確認できれば修正しやすいと思うけど、1ページずつ確認すると時間もかかるし見落としが出てくるかもしれない。
  • リンク構造が一目で分かるようなツールがあれば教えて欲しい。

この記事では、こういった疑問にお答えします。

サイト内の内部リンク構造を可視化できるプラグインShow Article Map

WordPressの「Show Article Map」というプラグインを使うと、下図のようにサイト内の内部リンク構造を可視化できます。

Show Article Mapを使ってサイト全体が可視化された図

ページ同士を内部リンクで繋げると、検索エンジンのクローラーがサイト内を巡回しやすくなり、サイトに訪問したユーザーがサイト内を回遊しやすくなるのでPV(ページビュー)を伸ばしやすくなり、その結果、検索エンジンの評価が上がります。

 

内部リンク最適化は「【SEO】内部リンクのメリットや張り方のコツを解説【基礎知識】」という記事でも解説しているとおり、SEO対策を考える上で非常に重要です。

定期的に内部リンクの状況を確認して、こまめに修正するようにしましょう。

 

内部リンク構造可視化プラグインShow Article Mapを使って分かること3つ

内部リンク構造可視化プラグイン「Show Article Map」を使って分かることは下記3つです。

  • サイト内の内部リンク構造が一目で分かる
  • リンクの無い孤立している記事が一目で分かる
  • リンクの修正・改善方針が分かる

上記のとおりです。

サイト内の内部リンク構造が一目で分かる

1ページずつ目視で内部リンクの有無を確認して、サイト内の内部リンク構造を把握するのは非常に手間がかかります。

マインドマップツールやオフィスソフトを使って、内部リンク構造を調べるという方法もありますが、ページ数が多いと現実的な方法とはいえません。

 

しかし、Show Article Mapというプラグインを使うと、内部リンク構造を可視化できるようになりますので、一目でサイト内の内部リンク構造を確認できます。

リンクの無い孤立している記事が一目で分かる

下図を見れば分かると思いますが、線で囲んだ外側に孤立した記事がたくさんあるのが確認できます。

線の外側にある殆どの記事は、どの記事にもリンクされていない孤立した記事です。

このような記事は検索エンジンのクローラーが巡回しにくく、ユーザーも回遊しにくいので、SEO的によくありません。

 

検索順位も上がりませんし、PVも伸ばしにくく、低品質コンテンツと評価されかねませんので、早急な改善が必要です。

リンクの修正・改善方針が分かる

サイトのリンク構造が可視化されることにより、リンク構造の全体像を把握できますので、リンクの修正・改善方針が分かるようになります。

  • 孤立した記事が一目で分かるので、関連コンテンツがリンクされていないことがすぐに分かるので修正しやすい
  • 同じカテゴリの記事でどの記事が孤立しているのかが分かるので修正しやすい
  • 読んでもらいたい関連した記事があるのに、リンクされていないことが一目で分かるので修正しやすい

サイト全体のリンク構造が可視化されると、どのコンテンツに対してどのように内部リンクを修正・改善するべきなのか、改善方針を立てやすくなります。

 

Show Article Mapでサイト内の内部リンク構造を可視化する手順

Show Article Mapでサイト内の内部リンク構造を可視化する手順を解説します。

  • 手順①:プラグインの入手
  • 手順②:プラグインのインストール
  • 手順③:固定ページの新規作成
  • 手順④:本文内にショートコードを貼り付ける
  • 手順⑤:ページを表示して内部リンク構造を確認

上記のとおりです。

手順①:プラグインの入手

まずはプラグインを入手しましょう。

「Show Article Map」はWordPressの公式サイトで配布されていません。

naenote.net というサイトを運営されているNAEさん(@naenotenet)という個人の方が作成されたプラグインなので、プラグインのダウンロードはNAEさんが運営しているサイトで入手します。

プラグインのダウンロード

以下のリンクをクリックして、プラグインを配布しているページに移動して下さい。

プラグイン配布先記事間の内部リンク構造を可視化するWordPressプラグイン「Show Article Map」 | ブログ実験室naelab

上記のページにプラグインの説明も詳しく書いてありますので、併せて読まれる事をおすすめします。

 

サイト中ほどに「Show Article Mapのダウンロード」というリンクがありますので、リンクをクリックするとzip形式のファイルをダウンロードできます。

手順②:プラグインのインストール

ダウンロードしたプラグインをWordPressにインストールします。

ダッシュボード>プラグイン>新規追加 を選択して下さい。

下図のようにプラグインの追加画面が表示されますので、「プラグインのアップロード」をクリックして下さい。

ダウンロードしたファイルをドラッグします。

アップロードファイルを指定したら、「今すぐインストール」をクリックします。

プラグインをインストールしたら「プラグインを有効化」して、プラグインのインストールは完了です。

手順③:固定ページの新規作成

プラグインを有効化したら、固定ページを新規作成します。

Show Article Mapはダッシュボード(管理画面)で内部リンク構造を確認するのではなく、ページに内部リンク構造を表示させるプラグインですので、新たなページを用意する必要があります。

自分しか見ないページなので管理しやすいタイトル名でOK

作成する固定ページは人に見せるページではありませんので、タイトル名やパーマリンクは管理しやすい名称であれば何でもOKです。

固定ページじゃないと動かないの?

必ずしも固定ページで作らないといけない訳ではなく、投稿でページを作成しても内部リンクは表示されますが、極力、固定ページで作るようにしましょう。

理由は、投稿でページを作ってしまうと、操作ミスなどで誤ってページを公開状態にしてしまった際に、新着記事として人目につき、アクセスされてしまう可能性があるからです。

Show Article Mapは、内部リンクを表示させる処理にサーバーに負荷をかけますので、サイトの動きがかなり重たくなります。

1人でも重たいのに、何人もアクセスされてしまったらサーバーに負荷がかかり過ぎて、サイト全体が止まる可能性もあります。

こうした事を避けるために、新着記事に表示されない固定ページで作られる事をおすすめします。

手順④:ショートコードを貼り付ける

固定ページを新規作成しましたら、以下のショートコードを本文内に貼り付けます。

[show_article_map]

本文内にショートコードを貼り付けたら、「下書き保存」をするか、「非公開で保存」でページを保存して下さい。

  • 下書き保存を選択した場合 → 「プレビュー」でサイト内の内部リンク構造を確認できます。
  • 非公開で保存を選択した場合 → ログイン中に自分だけがサイト内の内部リンク構造を確認できます。

 

公開ボタンを押して、誰でも見れるような状態にはしないよう、お気をつけ下さい。

誰でも見れるようにしてしまうとサーバーに高負荷がかかり、サーバーエラーの原因になりますので、自分だけが見れるように設定して下さい。

手順⑤:ページを表示して内部リンク構造を確認

固定ページを準備したら、内部リンク構造を確認してみます。

ページ数が多いと読み込みに結構時間がかかります。300記事ぐらいあると内部リンク構造が表示されるまで1分以上待つこともありますので、表示されるまで気長に待ちましょう。

 

作成した固定ページを表示してみると、下図のようにサイト内の内部リンク構造が表示されます。

カテゴリごとに色分けされて見やすい

カテゴリーごとにページが色分けされているので、内部リンク構造が分かりやすいです。

拡大、縮小も簡単

表示される内部リンクはマウスホイールで拡大・縮小表示ができますので、ズームにすると各記事のIDや記事タイトルを確認できます。

 

内部リンク構造可視化プラグインShow Article Mapを使う時の注意点2つ

最後に、内部リンク構造可視化プラグインShow Article Mapを使う時の注意点を2つ紹介します。

  • テーマによっては内部リンクが表示されない
  • 相性が悪いプラグインを使っていると動作が極端に重くなる

上記のとおりです。

テーマによっては内部リンクが表示されない

お使いのテーマ次第では、内部リンクが表示されないことがあります。

ちなみに、下記テーマは普通に表示されます。

  • WordPressプリインストールテーマ(デフォルトテーマ)
  • Lightning
  • OPENCAGEのテーマ全般(ハミングバード、アルバトロス、スワロー、ストーク19など)

 

しかし、下記テーマで試したところ、内部リンクは表示されませんでした。

  • Cocoonテーマ

HTML、CSS、JavaScriptの縮小化のチェック項目を外す等、色々試しましたが、ダメでした。

相性が悪いプラグインを使っていると動作が極端に重くなる

相性の悪いプラグインが有効化されている状態でShow Article Mapを有効化すると、極端にサイトが重くなります(最悪、サーバーエラーが起こります)。

ちなみに、筆者が実際に確認した相性の悪いプラグインは下記のとおりです。

  • wpdoctor → ハッキングによるファイル改ざんを検知・駆除するプラグイン

 

もし、上記プラグインを有効化している場合は、必ず無効化してからShow Article Mapを有効化するようにしましょう。

 

ちなみに、上記のプラグインに興味をお持ちの方は、下記記事をどうぞ。

 

まとめ

以上、サイト内の内部リンク構造を可視化できるプラグイン「Show Article Map」の紹介や使い方を解説しました。

内部リンク構造を可視化することで、リンクされていない孤立した記事が一目で分かるようになり、修正しやすいですし、誘導したいページにリンクが貼られていないという事も確認しやすいです。

内部SEO対策を行う上で内部リンクは重要ですので、「Show Article Map」を使って小まめにリンク構造を確認して、修正するようにしましょう。

 

ちなみに、「【SEO】効果的な内部リンクの張り方とは【ポイントを6つ紹介】」という記事で内部リンクの張り方のポイントを解説してますので、興味のある方は是非どうぞ。

 

 

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