PR
Web集客

ホームぺージのリニューアルを検討するタイミングと注意点を解説

ホームぺージのリニューアルを検討するタイミングと注意点を解説 Web集客
  • ホームぺージを開設して何年も経つけど、リニューアルはした方が良いのかな?
  • 無理してリニューアルする必要は無いと思うけど、「こんなホームページはリニューアルを検討した方が良い」というタイミングがあれば知りたいよ。

この記事では、こういった疑問にお答えします。

 

本記事の内容

  • ホームぺージのリニューアルを検討するタイミング6つ
  • ホームぺージをリニューアルする時の注意点はつ

 

なお、本記事を書いている筆者は、ホームページを自分で制作できることはもちろん、業としてホームページ制作を請負うこともあります。

また、2018年にはホームページの作り方をレクチャーするワークショップを開催した経験もありますので、ホームぺージ制作に関して全くの素人ではないと自負しています。

 

こういった経験をもとに、この記事では、ホームぺージのリニューアルを検討するタイミングとリニューアルする時の注意点を解説します。

ホームぺージのリニューアルを検討するタイミング6つ

ホームぺージのリニューアルを検討するタイミングは6つあります。

  • スマホに対応していない
  • 表示速度がとてつもなく遅い
  • 競合他社と比較して見た目が古い
  • 構成が複雑で目的のページに辿り着かない
  • FLASH(フラッシュ)が使われている
  • 更新作業が難しい

上記のとおりです。

スマホに対応していない

今のホームぺージがスマホに対応していなければ、リニューアルの検討をおすすめします。

このように主張する理由は2つあります。

  • インターネットユーザーの利用端末の過半数はスマホ
  • スマホ非対応のホームページは上位表示が難しい

上記のとおりです。

インターネットユーザーの利用端末の過半数はスマホ

総務省のホームページにもデータが公表されていますが、インターネットユーザーの利用端末の過半数はスマホです。

参考リンク総務省|令和2年版 情報通信白書|インターネットの利用状況

 

国内インターネットユーザーの過半数を超える人がスマホを利用してホームぺージを閲覧するなか、スマホ非対応というのは致命的です。

スマホ非対応のホームぺージにスマホでアクセスすれば分かると思いますが、スマホの小さい画面にホームページ全体が表示されるため、メニューは縮小表示され、文字も小さく表示され、視認性と操作性が非常に悪いです。

スマホ非対応のホームページは、すぐに離脱されて終わります。

スマホ非対応のホームページは上位表示が難しい

【SEO】モバイルファーストインデックスとは?影響と対応方法を解説」という記事でも解説しているとおり、Googleは「モバイルファーストインデックス(MFI)」と呼ばれる、サイトの評価基準をパソコンサイトではなく、モバイルサイトにするという発表をしています。

そのため、スマホ非対応というだけで、上位表示が難しくなりますので、スマホ対応は必須です。

表示速度がとてつもなく遅い

ホームページの表示速度がとてつもなく遅いのは問題です。リニューアルを検討をおすすめします。

表示速度がなぜ、関係するのか。理由は2つあります。

  • ユーザーが離脱する可能性が高い
  • 検索で上位表示を狙うのが難しい

上記のとおりです。

ユーザーが離脱する可能性が高い

表示速度が遅いホームページは、ユーザーが離脱する可能性が高くなります。

Googleが公表しているデータの中に、Webサイトの表示速度が遅くなるとユーザーの直帰率が高くなることを示したものがあります。

参考リンクFind out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed

全文英語ですが、記事の内容を要約すると、ページの読み込みに3秒以上時間がかかった場合、ページの離脱率が32%増える」と記載されています。

5秒以上経つと離脱率が90%となります。

検索結果に表示され、クリックされても表示が遅ければ、ページを見られることなくスワイプ(画面の移動)され、検索結果の画面の戻るということです。

検索で上位表示を狙うのが難しい

【SEO】ページの表示速度が遅いのは致命的!測定方法や改善方法を解説」という記事でも解説しているとおり、Googleは、スマホやタブレッドでの検索結果の順位付けを表示速度を評価対象にしています(「Google Speed Update」と呼ばれるものです)。

つまり、表示速度が遅いというだけで上位表示が難しくなるので、もし、ホームページの表示が遅ければ、リニューアルの検討をおすすめします。

サーバーを変更すれば改善される可能性あり

表示速度は今使っているサーバーを変えれば、改善される可能性があります。

特に、激安サーバーを使っている場合、普通のサーバーに移行するだけで劇的に改善される場合がありますので、ホームページのリニューアルを検討する前に、今使っているサーバーを見直し、様子を見るのも1つの方法です。

 

なお、「【決定版】SEO対策向けレンタルサーバー比較【おすすめ3選】」という記事で表示速度が速いサーバーを紹介していますので、是非どうぞ。

サーバーを変えても表示速度が改善されない場合

サーバーを変えてもなお、表示速度が改善されない場合、ホームぺージ自体に問題がある可能性が高いです。

 

ホームぺージ自体に問題がある場合、何が原因で表示速度が遅くなっているのか、原因をチェックする必要があります。

具体的なチェック項目は「【WordPress】表示速度の改善方法12選【スピードは重要】」という記事で解説していますので、是非チェックしてみて下さい。

原因が特定できない場合は、リニューアルした方が早いです。

競合他社と比較して見た目が古い

競合他社と比較して見た目が古いと感じるようであれば、リニューアルを検討するタイミングです。

もちろん、ホームページは見た目ではなく、中身(コンテンツ)が重要ではありますが、見た目が古いホームページはユーザーの使い勝手が悪い場合が殆どです。

よくあるケースが下記のとおりです。

  • ページの横幅が狭い
  • コンテンツが詰まっている

上記の順に解説します。

ページの横幅が狭い

何年も前に作られたホームページは、ページの横幅が狭い傾向があります。

理由は、その当時のパソコンのモニターの解像度にあります。

例えば、10年以上前のパソコンのモニターは、1024×768、1200×1024等といったサイズが主流でした。

そのため、横幅860px前後で作られたホームページを開いても、その当時は違和感ありませんでした。

しかし、年々モニターの解像度は上がっており、今ではフルHDサイズ(1920×1080)以上が当たり前になっており、昔と比べて解像度は倍近く上がっています。

そのため、その当時に作られたホームページを今の解像度の高いモニターで見ると、左右の余白が目立ち、古臭いイメージを持たれる可能性があります。

コンテンツが詰まっている

10年前と比べてタッチパネルのデバイスが増加しているなか、コンテンツが詰まっているホームページは操作性が悪いです。

タッチパネルの操作を考慮して、余白のある操作性の良いホームページにリニューアルした方が良いです。

構成が複雑で目的のページに辿り着かない

長年ホームページを運営していると、コンテンツが増え、ホームページの構成が複雑になり、目的のページに辿り着かないという問題が発生するケースが少なくありません。

構成が複雑化したホームページは、一見、ユーザーに多くの情報を与えているように思えるかもしれませんが、ユーザーの立場からすると「必要な情報をすぐに見つけられない」という状態になりかねません。

 

もし、コンテンツ構成が複雑になってきているようであれば、ホームページの構造を見直し、リニューアルを検討した方が良いです。

FLASH(フラッシュ)が使われている

一昔前に、トップページにFLASH(フラッシュ)動画を配置した動きのあるホームページが流行った時期がありましたが、最近のブラウザはFLASHが表示されないようになっています。

参考リンクAdobe、Appleなどと協力しFlash Playerのアップデートと配布を2020年末までに終了すると発表。

 

全ての端末(パソコン、スマホ、タブレット)でFLASHが表示されない状況にあるなか、表示されもしないFLASHを配置したホームページをそのままにしても意味がありません。

ホームページにFLASHが使われているようであれば、リニューアルをおすすめします。

更新作業が難しい

ホームページの更新作業が難しい場合、更新作業が簡単にできるCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の導入をおすすめします。

CMSで構築したホームページは、文書作成ソフトやSNSのように記事や写真を投稿するような感覚でホームページが更新できるようになるため、ホームページの情報更新が簡単にできるようになります。

 

ホームページに掲載する情報は、常に最新情報を掲載しておかなければ意味がありません。

今現在、更新作業が面倒で複雑なために、更新作業が滞っているということであれば、CMSの導入をおすすめします。

CMSのおすすめはWordPress

CMSは色々ありますが、おすすめはWordPressです。

この記事を書いている筆者は、過去、様々なCMSに触れてきましたが、最終的にWordPressに落ち着きました。

管理画面がシンプルで分かりやすく、初心者でもブログを書く感覚で更新できます。

使いやすだけでなく、拡張性も高く、SEOにも有利に設計されていますので、WordPressを使わない理由は殆ど無いと思います。

Webサービスに乗り換えるという選択肢もあり

CMS以外の選択肢として、Webサービスを使うという選択肢もあります。

【個人事業主・中小企業】ホームページを自作する方法【初心者向け】」という記事でも紹介していますが、下記Webサービスを使ってホームページをリニューアルすれば、更新作業が簡単にできるようになります。

いずれも直感的な操作で使えますので、とにかく更新作業をシンプルにしたいとお考えの方におすすめです。

 

ホームぺージをリニューアルする時の注意点2つ

最後に、ホームぺージをリニューアルする時の注意点を2つ紹介します。

  • URLを引き継ぐようにする
  • 見た目よりも成果を重視する

上記のとおりです。

URLを引き継ぐようにする

ホームぺージをリニューアルする際、URLが変わる場合があります。

例えば、「会社概要」というページがあった場合、下記のように変わる場合があります。

  • リニューアル前:https://hoge.co.jp/company.html
  • リニューアル後:https://hoge.co.jp/company/

このような時、旧ページから新ページに「リダイレクト」という設定を行う必要があります。

リダイレクトを設定することで下記2つを実現できます。

  • 旧ページの評価を新ページに引き継ぐ事ができる
  • 旧ページに直接アクセスしてきたユーザーを強制的に新ページに移転でき

全てのページにリダイレクトを設定することで、検索エンジンからの評価を落とすことなくリニューアルできますので、必ず設定するようにしましょう。

制作会社にリニューアルを依頼する前に、全ページのURLを控えておくと良いです。

見た目よりも成果を重視する

ホームページをリニューアルする際、つい、見た目にフォーカスしてしまいがちですが、見た目にフォーカスすると、多くの時間と費用を投資しても、「見た目が変わっただけで成果は増えない」ということになりかねません。

ホームページの見た目は重要な要素ではありますが、成果が生まれなければ意味がありません。

見た目よりも成果を重視して、ホームページのリニューアルを行いましょう。

 

まとめ

以上、ホームぺージのリニューアルを検討するタイミングと注意点を解説しました。

 

 

人気記事【WordPress】企業サイトの作り方【図解入りで手順を解説】

タイトルとURLをコピーしました