MailChimp(メールチンプ)でシナリオ分岐のステップメールを設定する手順について解説

MailChimpでシナリオ分岐のステップメールを作る方法 マーケティング

MailChimpでは、ステップメールのシナリオ分岐を設定できます。

例えば、あなたが料理教室のコースを運営しているような場合、読み手に合わせて

  • 初級コース
  • 中級コース
  • 上級コース

という3つのシナリオを送付する事ができます。

あなたの料理教室に興味を持ったユーザーがメールマガジンに登録すると、料理のレベルを訪ねる自動返信メールを送付し、ユーザーに料理のレベルを選択してもらう事により、ユーザーのレベルにあったコースを送付する。という事ができます。

今回は、MailChimpのシナリオ分岐を設定する方法について解説します。

この記事では、「料理教室のコンテンツを販売する」と仮定して設定していきますので、実際はあなたのビジネスに合わせて設定してみて下さい。

シナリオ分岐の概要

今回は、以下のような流れのシナリオ分岐のステップメールを作成します。

  1. ユーザーがメールマガジンに登録する
  2. ユーザーに自動返信メールを送付し、3つのコースの中から読みたいコースを選択してもらう
  3. ユーザーが読みたいコースをクリックすると、予め設定しておいたコースが配信される

 

オーディエンスの作成手順

最初に、MailChimpで料理教室のオーディエンス(audience)を作成します。

すでにオーディエンスを作成している方は飛ばして読んで下さい。

ステップメールは初級コース、中級コース、上級コースの3つ作成しますが、オーディエンスは「料理教室」という1つのオーディエンスで管理する事ができます。

オーディエンスの作成

まずは管理画面にログインして下さい。

「MailChimp(メールチンプ)」の公式サイトはコチラ

管理画面にログイン後、上部メニューにある「Audience」を選択します。

画面右上に「Create Audience」というボタンがありますので、ここをクリックします。

「Tags might work better than a new audience.」という表示が出現しますので、以下赤枠内にある「Create Audience」を選択します。

Create Audience(オーディエンスの新規作成)

次の画面では、以下の情報を記入していきましょう。

Audience details

  1. Audience name:オーディエンス名
  2. Default From email address:送信者のメールアドレス
  3. Default From name:送信者名
  4. Campaign URL settings:登録フォームのURLをカスタマイズできますが、無料アカウントではカスタマイズできません。
  5. Remind people how they signed up to your audience:ユーザーがどのようにあなたのリストに登録したのか(メールのフッターに表示されます)
  6. Contact information for this audience:メール送信者の所在地を編集します。

Form Settings・Notification

  1. Form Settings:
    • 「Enable double opt-in」ダブルオプトインにしたい方はチェックを入れ下さい。
    • 「Enable GDPR fields」EU一般データ保護規則を設定する方はチェックをいれます(使わなくてOKです)
  2. Notification:こちらは、オーディエンスに登録があったら通知するかしないかという項目ですので、チェックを入れても入れなくてもOKです。
  3. Save:一通り設定しましたら設定を保存します。

「Notification」の補足

「Notification」は、リストに登録があったら通知するかしないかという項目ですので、通知が必要無ければチェックを入れなければ通知は届きません。

  • Daily summary:購読もしくは購読解除の情報を1日に1回まとめて通知してくれます。
  • One-by-one(Subscribe notifications as they happen):購読があるたびに通知が届きます。
  • One-by-one(Unsubscribe notifications as they happen):購読解除があるたびに通知が送信されます。

 

MailChimpでステップメール(Automated)を作る

オーディエンスを作成したら、ステップメールを作成します。上部メニューの「Campaign」をクリックします。

キャンペーン作成画面に移動しますので、画面右上にある「Create Campaign」をクリックします。

ポップアップが表示され、作成するキャンペーンの選択が表示されますので、一番上にある「Email」を選択します。

「Create an email」と表示された画面が出現しますので、①「Automated」というタブをクリックします。

すると、以下のような選択肢が出現しますので、②「Subscriber Activity」というタブをクリックし、③「Welcome new subscribers」を選択します。

ユーザーが登録した後、ユーザーの料理レベルを伺う内容の自動返信メールを送信するので、トリガーは「Welcome new subscribers」を選択します

①「Campaign Name」にキャンペーンの名前を入力し、②先程作成したリストを選択し、③「Begin」をクリックするとキャンペーンの作成は完了し、メール作成の画面に移動します。

「Campaign Name」はユーザーには見えないので、管理しやすい名前を入力しましょう。

条件分岐メールを作成

条件分岐のメールを作成します。

初級、中級、上級の3つのリンクを埋め込み、そのリンクをトリガーにして条件分岐します。

まずは「Design Email」をクリックして下さい。

メールの作成

登録直後に送付するメールを作成します。以下のように入力していきます。

  1. Name your email:メールの名前(ユーザーには見えません)
  2. Email subject:メールの件名
  3. Preview text:プレビューテキスト
  4. From name:送信者名
  5. From email address:送信者のメールアドレス
  6. Google Analytics title for email:トラッキングコード(Googleアナリティクスでアクセス解析する方は編集して下さい。)

以上、入力しましたら、画面右下にある「Next」をクリックして下さい。

メールテンプレートの選択

メールのテンプレートを選択します。お好みで選んでください。

メール本文の作成

メールの本文を作成します。ユーザーがステップメールに登録した直後に料理のレベルを伺うメールです。

ユーザーにクリックしてもらう事で、コースを分岐します。

後ほど、「こちらをクリックして下さい」という部分にリンクを埋め込みますので、画面右下にある「Save And Continue」をクリックして、一度保存して下さい

 

コースに合わせた内容のステップメールを用意

登録直後に送信するメールの下書きを作成しましたら、次に、3つのコース(初級、中級、上級)のメールを作成します。

コースに合わせたステップメールの作成

管理画面に表示されている「Create Campaign」をクリックします。

「Email」選択して下さい。

上部タブにある「Automated」を選択し、②「Custom」をクリックします。

①「Campagn Name」に任意の名前を入力し(今回は「初級コース」としました)、②今回作成したリスト(料理教室)を選択し、③「Begin」をクリックします。

トリガーの設定

リンクをクリックするとステップメールが流れるトリガーを設定します。

赤枠内にある「Edit」をクリックします。

次に、「Change trigger」をクリックして下さい。

Select a new triggerという項目の「Campaign activity」タブを選択します。

「Campaign activity」の一番下に「Specific link in campaign clicked」という項目をクリックします。

Specific link in campaign clickedの設定

以下のように、Specific link in campaign clickedを設定します。

  1. Delay:「immediately」を選択(クリックされたらすぐに送信するため)
  2. Settings:一番最初に作成したコースを伺うメールを選択
  3. 登録のトリガーとなるURLを入力

上記を全て設定したら、画面右上にある「Update Trigger」をクリックして保存するのですが、URLを作成していないので、トリガーとなるURLを作成します。

条件分岐用にサンクスページ(登録完了)を作る

条件分岐するために、3つのコース(初級・中級・上級)のサンクスページを作成します。

サンクスページを作成すると、トリガーとなるURLを作れますので、これにより条件分岐ができるという事になります。

固定ページでサンクスページを作成

WordPressの固定ページで、「新規投稿」から以下のようなページを作成します。

ページを作成するとURLができますので、このURLをコピーして、Specific link in campaign clickedの設定に戻ります。

Specific link in campaign clickedにサンクスページのURLを貼り付ける

先程、途中まで設定した「Specific link in campaign clicked」の画面に戻り、作成したサンクスページのURLを入力します。

入力しましたら、「Update Trigger」をクリックします。

「Trigger」が以下のように設定されていたらOKです。

Immediately after subscriber clicks specific link in,料理のレベルを聞く(初級、中級、上級)

トリガーを設定したら、初級コースのユーザーに送るメールを作成します。

メールの編集方法は「MailChimp(メールチンプ)でメールマガジンと登録フォームを作成する手順について解説」で解説していますので、参考にして下さい。

以上で初級コースが完了です。

他のコースを作成する

初級コースを作成した時と全く同じ要領で中級、上級のステップメールと、サンクスページを用意して下さい。

 

条件分岐メールにリンクを埋め込む

3つのコース(初級、中級、上級)のステップメールと、サンクスページを用意したら、ユーザーが登録した時に一番最初に送られるメール(一番最初に作成した条件分岐メール)にURLを埋め込みます。

登録時の条件分岐メールを編集

ユーザーが登録した時に送付される条件分岐メールを編集します。管理画面上部にある「campaign」から条件分岐メールの編集画面に移動します。

以下の画面が表示されたら、「Design Email」をクリックします。

この時、「Trigger(下図黄色マーカー部分)」が「1day」になっていたら、「Edit」をクリックして「immediately」に変更しておいて下さい。

①リンクを埋め込むテキストを選択したら、②エディタのリンクアイコンをクリックします。

ポップアップが表示されますので、「Link to」という項目が「Web address」になっている事を確認したら、「Web address(URL)」の項目にサンクスページのURLを入力します。

同じ要領で、中級、上級のテキストにコースに合わせたサンクスページのURLを埋め込みます。

全て埋め込みましたら、画面下にある「Save & Continue」をクリックします。

以上で全ての設定は完了です。

 

実際に作動するか動作テストを行う

実際に登録してみて、きちんと動作するか確認してみましょう。確認できたら完了です。登録フォームにガンガンアクセスを集めて、リストを獲得していきましょう!

登録フォームの作成方法は「MailChimp(メールチンプ)でメールマガジンと登録フォームを作成する手順について解説」で詳しい手順を解説していますので、参考にして下さい。

 

また、以下の記事で動きのあるポップアップフォームを簡単に設置できるプラグインを紹介していますので、興味のある方は参考にして下さい。

 

まとめ

以上、MailChimpでシナリオ分岐(条件分岐)メールを作成する方法について解説しました。

ユーザーの興味関心に合わせたステップメールを送信したいという方は、シナリオ分岐メールを活用すると良いかと思います。

ちなみに、メールチンプはシナリオ分岐の他に、ブログの更新情報を自動で送信する事もできます。

興味のある方は「MailChimp(メールチンプ)でブログの新着(更新)情報を送信する方法について解説」を参考にして下さい。

 

以下のボタンをクリックすると、MailChimpの使い方を網羅したまとめ記事に移動できます。
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