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【GA4】QRコードのアクセス解析のやり方【図解入り解説】

【Googleアナリティクス】QRコードのアクセス数を調べる方法 SEO
  • QRコードを使って販促物(DM・フライヤー・チラシなど)からWebページに誘導しようと思ってます。

  • 販促効果を測定したいので、QRコード経由のアクセス解析をしたいです。
  • GoogleアナリティクスでQRコードのアクセス解析するやり方を詳しく教えて欲しいです。

この記事では、こういった疑問・要望にお答えします。

 

本記事の内容

  • QRコードのアクセス解析のやり方【概要】
  • QRコードのアクセス解析を行う仕組み
  • QRコードのアクセス解析を設定する手順
  • 【GA4】QRコード経由のアクセスのチェック方法

 

この記事では、QRコード経由のアクセス解析方法をお探しの方向けに、Googleアナリティクスで解析する方法を解説していきます。

 

GoogleアナリティクスはWebサイトの流入元を解析できますが、販促物からのアクセスはオフライン経由なので、誘導したいページのURLをそのままQRコード化すると「ダイレクトアクセス(直接URLを入力したアクセス)」としてカウントされます。

なので、ブックマーク経由のアクセスなのか、QRコード経由のアクセスのなのかが分かりません。

 

しかし、本記事で解説する方法であれば、QRコード経由のアクセスが一目で分かるようになります。

難しい設定はなく、費用もかからないのでぜひお試しください。

2023年7月1日にユニバーサルアナリティクスのデータ処理が停止しますので、本記事では、GA4を使った解析方法を解説していきます。

 

最初に、QRコードのアクセス解析のやり方の概要から紹介していきます。

QRコードのアクセス解析のやり方【概要】

QRコードのアクセスをGoogleアナリティクスで解析するやり方の概要は下記のとおりです。

  • ①解析対象となるページを用意する
  • ②ページのURLにパラメータを設定する
  • ③パラメータ付のURLでQRコードを作成する
  • ④作成したQRコードを紙媒体に印刷する
  • ⑤GoogleアナリティクスでQRコード経由のアクセス解析を行う

①~④は、5分ぐらいあれば設定できますので、実際に手を動かしながら進めてみてください。

 

続いて、QRコードのアクセス解析を行う仕組みを解説していきます。すぐに設定したいという方は、「QRコードのアクセス解析を設定する手順」に移動してください。

 

QRコードのアクセス解析を行う仕組み

QRコードのアクセス解析のやり方を解説する前に、QRコードのアクセス解析を行う仕組みを解説します。

オフライン経由のアクセスは識別が難しい

GoogleアナリティクスはWeb経由のアクセスをかなり詳細に識別できますが、オフライン経由の直接アクセスは識別が難しいです。

基本的に下記3つはダイレクトアクセスとして同じようにカウントされてしまいます。

  • ブラウザにURLを直接入力
  • ブラウザのお気に入り・ブックマークからのアクセス
  • オフラインからの直接的なアクセス(QRコードの読み取り)

操作方法の違いはあっても直接的なアクセスには変わりないので、上記を個別に識別するのは難しいです。

URLにパラメータを付けることで流入元の識別が可能

URLにパラメータを付けることで、流入元の識別が可能となります。

パラメータとは「変数」のことで、URLの末尾に追加する文字列のコードのことをいいます。

 

アクセス数を解析したいページのURLの末尾にパラメータを設定することで、QRコード経由のアクセスを識別できるようになります。

 

例えば、springセールのキャンペーンを行い、販促物に下記URLにアクセスするようQRコードを印刷した場合。

  • https://takapon.net/2023spring-sale/

パラメータを設定せずにQRコードを使った場合、どの媒体からどのくらいアクセスがあるのかが分かりません。

 

しかし、URLに下記パラメータを設定することで、どの媒体からどのくらいアクセスがあるのか、解析可能となります。

  • dm → DM(ダイレクトメール)経由のアクセス数を測定
  • flyer → フライヤー経由のアクセス数を測定
  • chirashi → チラシ経由のアクセス数を測定
上記のパラメータ名はあくまでサンプルなので、名称は自由に設定できます。

 

DM経由のアクセス数を解析したい場合、URLにDMというパラメータを付ければアクセスを識別できます。

  • https://takapon.net/2023spring-sale/ → どこからのアクセスか識別できない
  • https://takapon.net/2023spring-sale/?souce=dm → DM経由のアクセスと識別できる

 

パラメータは複数設定できますので、地域名のパラメータを設定しておけば、地域毎の反応率も測定できます。

 

QRコードのアクセス解析を設定する手順

QRコードのアクセス解析を設定する手順は下記のとおりです。

  • 手順①:URL生成ツールにアクセス
  • 手順②:Campaign URL Builderでパラメータを設定
  • 手順③:パラメータ付きURLのQRコードを作成

上記のとおりです。

手順①:URL生成ツールにアクセス

下記リンクをクリックし、解析対象となるURLにパラメータを設定するため、GoogleアナリティクスヘルプページのURL生成ツールにアクセスします。

公式サイト[GA4] URL 生成ツール: カスタム URL でキャンペーン データを収集する

 

リンクをクリックすると「URL生成ツール」という項目が表示されますので、下図赤枠内の「キャンペーン URL 生成ツール」をクリックして下さい。

 

リンクをクリックすると、Campaign URL Builderというページが表示されます。ここでパラメータを設定します。

一応、左側メニュー上部のGA4にスイッチが入っているか確認してください。

手順②:Campaign URL Builderでパラメータを設定する

Campaign URL Builderで解析対象となるURLにパラメータを設定していきます。

各項目の設定方法は下記のとおりです。

  • ①Website URL:解析対象となるURLを入力します。。
  • ②Campaign Source:流入経路が分かるツール名を入力します(サンプルなので「qr-cord」と入力しました)。
  • ③Campaign Medium:アクセス元となる媒体名を入力します(「dm」にしました)。
  • ④Campaign Name:キャンペーン期間が分かる名称を入力します(「spring-sale」にしました)。
  • ⑤Generated URL:パラメータが付与されたURLが発行されます(コピーマークをクリックするとURLをコピーできます)。

 

解析対象となるURLにパラメータを設定し、パラメータ付きURLが発行されたらQRコードを作成します。

手順③:パラメータ付きURLのQRコードを作成する

パラメータ付URLのQRコードを作成します。

QRコード作成のWebツールは色々ありますが、本記事では、下記2種類のWebツールを使ってQRコードを作成する方法を紹介します。

  • URLのQRコード作成【無料】を使ってQRコードを作る方法
  • デザインツール「Canva(キャンバ)」でQRコードを作る方法

上記のとおりです。

URLのQRコード作成【無料】を使ってQRコードを作る方法

シンプルにQRコードを作れる「URLのQRコード作成【無料】」でQRコードを作る方法を解説します。

下記リンクをクリックし、「URLのQRコード作成【無料】」にアクセスします。

公式サイトURLのQRコード作成【無料】

 

リンクをクリックすると下図画面が表示されますので、①パラメータが付与されたURLを貼り付け、②「URLチェック&QR作成 実行」をクリックします。

 

下図のようにQRコードが発行されますので、「ダウンロード」をクリックします。

以上でパラメータ付きQRコードの作成は完了です。

作成したQRコードは紙媒体に使用して下さい。

デザインツール「Canva(キャンバ)」でQRコードを作る方法

2つ目は、デザインツール「Canva(キャンバ)」でQRコードを作る方法を解説します。

Canvaを使えば「【無料】画像編集ツール「Canva(キャンバ)」でおしゃれなデザインを作成」という記事でも解説しているとおり、デザイン初心者でも、おしゃれなフライヤーやチラシ、DMを作成できます。

無料から使えますので、おすすめです。

 

まずはCanvaの公式サイトにアクセスします。

アカウントをお持ちでない方は、アカウントを作って下さい。無料で作れます。

公式サイトCanva(キャンバ)

 

Canvaにログインし、①上部メニューの「テンプレート」を選択し、②作成するデザインを選択します。

本記事では「チラシ・フライヤー」を選択します。

テンプレート一覧が表示されますので、お好みのデザインを選択します。

テンプレートを選択すると、下図確認画面が表示されますので、「このテンプレートを使用する」をくりっくします。

テンプレートが表示されたら、左側メニューの一番下にある「もっと見る」をクリックして下さい。

下図「アプリ及び統合」という選択肢が表示されますので、「QRコード」を選択します。

QRコード入力項目が出現しますので、①作成したQRコードを入力し、②「コードを生成」をクリックします。

テンプレート上にQRコードが設置されます。

QRコードはマウス操作でサイズを調整したり、位置を調整できます。

左側メニューの「テキスト」をクリックすると、テンプレート上にテキストを追加できます(テキストカラーも変更できます)。

 

QRコードを設置したデザインを作成したら、
①画面右上にあるメニューをクリックし、②「ダウンロード」をクリックすると、作成したデザインをダウンロードできます。

Canvaを使ったQRコードの作成は完了です。後は印刷するだけです。

 

以上がQRコードのアクセス解析を設定する手順です。最後に、QRコード経由のアクセスのチェック方法を解説します。

 

【GA4】QRコード経由のアクセスのチェック方法

QRコード経由のアクセスのチェック方法は下記のとおりです。

  • Googleアナリティクスにログイン
  • セッションのデータをソートする

上記のとおりです。

Googleアナリティクスにログイン

まずはGoogleアナリティクスにログインます。

公式サイトGoogleアナリティクス

 

ログイン後、
レポート>集客>トラフィック獲得 を選択します。

トラフィック獲得が表示されたら、画面下部に移動します。

ここで、データをソートします。

セッションのデータをソートする

下図枠内の部分に「セッションのデフォルトチャネルグループ」という項目があるので、クリックします。

メニューが開きますので、「セッションの参照元/メディア」を選択します。

基本的にはここで表示されるようになります。

参照元が多いと、1ページ当たり行数を増やすか、ページを送らないと表示されないことがあります。

その場合、検索ボックスを使ってデータを抽出します。

検索ボックスに「dm」と入力します。

すると、下図のように抽出できます。

上図のデータがQRコード経由のアクセスとなります。

 

ちなみに、本記事では「セッションの参照元/メディア」を選択しましたが、他の選択肢を選ぶと下記データを抽出できます。

  • セッションの参照元 → qr-cord
  • セッションのメディア → dm
  • セッションのキャンペーン → spring-sale

 

このように、QRコードにパラメータを設定することで、QRコードのアクセス数だけでなく、セッション数や直帰率、コンバージョン率などを調べることができます。

 

まとめ

以上、QRコードのアクセス解析のやり方を解説しました。

解析対象となるURLにパラメータを付ければ、QRコード経由のアクセスもGoogleアナリティクスで識別できるので、アクセス解析が可能となります。

QRコードのアクセス解析ができれば、販促物の効果測定が可能となり、データをもとにした確度の高いマーケティングが可能となります。

QRコードを使って販促物を作成される際は、本記事で紹介した方法をご活用ください。

 

 

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